「抜歯後の痛みや腫れがひどい…」「手術で大変な目にあった…」など、痛々しい経験談をネットで見ていたので、かなり不安だったんですよね。
今回は、親知らずを実際に抜歯した管理人の体験談をご紹介します。親知らずの抜歯が初めてで不安な方は、参考にしてみてください。
親知らずを抜歯することになったきっかけは?
「う~ん、親知らずを抜いた方がいいかもね…」食事中に欠けてしまった歯を治すため歯科医に行ったところ、このように言われました。
横向きに生えている親知らずが歯を圧迫したことが原因で、歯が欠けてしまったようです。確かにレントゲンを見ると、親知らずの圧力で歯が内側に寄せられています。
このままだと再び歯が欠けることがあるかもしれないし、将来的に問題を起こす可能性もあることから抜歯することに。歯科医で総合病院の紹介状をもらって、歯科口腔外科で手術することになりました。
手術する前に一度病院に行って、レントゲンとCT(コンピューター断層撮影)検査を受けました。下の奥歯で横向きの親知らずの抜歯は、難易度の高い手術に入るようです。
「顎の骨を削る…」「親知らずの神経が顎を通る神経に近いから影響があるかも…」なんて言われたので、かなり不安です。
親知らずの抜歯手術当日
病院に着いたらすぐに手術をすることになりました。
手術するときは、口の部分だけ空いた布を顔にかけられるので、何をするか見ることができないんですね。どんな手術器具で親知らずを抜かれるのか心配だったので、見えなくてよかったです。
まず、手術する部分に麻酔注射を何回か刺されます。チクっとするだけで、それほど強い痛みはありませんでした。
手術中は、口の中を押されるような圧力がありますが、麻酔が効いているので痛みは全くありません。途中で電動ノコギリのような「キーーン」というヤバそうな音を聞きましたが、全く感覚がないので結構リラックスしてました。
ただ、歯を抜くときに口の中をグイグイと押されたりアゴをつかまれるので、顎関節が痛かったですね。それ以外は特に苦痛もなく手術は終わりました。
手術時間は30分ほどで、あっけなく終わりました。その後、痛み止めと抗生物質の薬をもらって帰宅しました。
抜歯後の痛みや腫れについて
帰宅して2時間ほど経過して麻酔が切れたころに、手術した親知らずの箇所がジンジンと痛み始めました。早速、痛み止めでもらったロキソニンを飲むと、15分くらいで痛みが引いていきました。
その後、特に痛むことがなかったのですが、寝る前にも一応飲みました。寝ている最中に痛くなったら嫌だったので、予防的に服用しました。
翌日、経過をみるために病院へ行きましたが、特に異常はなかったようです。
口の腫れも思ったよりひどくなく、「よく見たら腫れてるかな…?」と言う感じ。触ると腫れていることがわかりますが、そんなに目立ちません。一番腫れたのが手術日から2~3日後で、その後は順調に腫れも引いていきました。
手術から1週間後に抜糸をして、無事終了です。
検査と手術合わせて、費用はいくらだった?
今回、検査と手術を受けた料金は以下になります。(健康保険3割負担の料金です)
- レントゲン…2,250円
- CT…4,250円
- 手術…3,790円
- 抗生物質・痛み止め…740円
- 抜糸…1,340円
- 合計…12,370円
CT検査が一番高かったですね。CT検査が必要だったのは、親知らずが顎に通っている神経に近かったためです。しっかり判断して安全な手術をするために検査したようです。
横向きの親知らずの抜歯ではないなら、CT検査は必要ないかもしれません。それにしても、手術よりもCT検査の方が料金が高いとは驚きです。検査と手術を合わせて、総額12,370円でした。
親知らずの抜歯を体験した感想
手術する前はかなり不安でしたが、実際に手術してみると痛みもなく、思ったよりスムーズに終わりました。
手術後の痛みや腫れも想像していたより少なく、手術から5日後くらいには違和感もなくなりました。それほど不安に思う必要はないようです。
それと、総合病院の歯科口腔外科で手術してもらったことも良かったですね。手術経験が豊富で手際が良かったように思います。
ネットではいろいろな痛々しい経験談がありますが、手術する病院や歯科医に問題があるような気がします。しっかりした病院の歯科口腔外科で手術すれば、痛い思いをすることは少ないように感じました。
親知らずの抜歯で不安に思う方もいると思いますが、総合病院の歯科口腔外科で手術すると安心です。手術経験が豊富で、手間取ることが少ないですからね。「手術」よりも「手術する病院」をしっかり選ぶことが大切ですよ。
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