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汗かきでも安心!汗の臭いを抑える6つの対策法

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汗の臭いが気になる「できれば汗臭さを抑えたい。でも、汗っかき体質だから無理・・・」とあきらめていませんか?

暑い季節になると気になるのが、汗の臭い。混雑した電車やバスの中で背中が汗でぐっしょりしている人をみると、「汗臭いかも」なんて思ってしまうことも。けっして他人ごとではないから、よけいに気になるんですよね。

実は汗をかいても、臭わせない方法があるんです。今回は、汗の臭いを抑える6つの対策法をご紹介します。汗っかきさんは、必読ですよ。

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ほんとうは汗は臭わない!? 汗臭くなるメカニズム

汗は、体の体温を調節する大切な機能をになっています。健康な人であれば、汗をかくのは当たり前。なのに多くの人は、汗が臭いの原因だと決めつけていますね。

ところが汗が臭いというのは、とんだ誤解なんです。実は汗そのものもはほぼ無臭なんです!

では、なぜ汗臭くなるのでしょうか? かいた汗は1~2時間たつと皮脂や垢と混ざって、皮膚表面で常在菌が繁殖します。そのときに常在菌がアンモニアのような悪臭を放つのです。それがいわゆる「汗臭い」といわれている状態です。

でも、安心してください。そのメカニズムを知っていれば、汗臭さを防ぐことができるんです。

1.1時間以内に濡れタオルで汗を拭く

汗をかいて放置していると、皮膚表面の常在菌がどんどん増殖して臭いを発します。汗が常在菌となって繁殖する前に汗を拭きとれば、臭いの発生を防ぐことができます。汗をかいてから1~2時間以内に拭きとりましょう。

もし、汗を拭かずに放置していると、臭いがどんどんキツくなっていきます。とくに汗をかいてから6時間目ごろが最も臭うともいわれますので、夜の就寝中に汗をぐっしょりかいたら翌朝に体を拭くといいでしょう。シャワーを浴びれば完璧です。

汗を拭くときは、固く絞った濡れたタオルなどで拭いてください。渇いたタオルやハンカチで汗を拭くと、皮膚表面が乾きます。すると、皮膚を潤そうとしてすぐにまた汗が出てきてしまうのです。

外出先では、市販されている汗拭き用シートが便利です。

2.動脈を冷やして汗を減らす

汗は、皮膚上で蒸発して体温を下げる役割をになっています。暑いときに汗をかくのはそのためです。

汗をひかせて、さらにかかせないようにしたいときは、まず体温を下げましょう。体温が下がれば、汗が出る必要性がなくなるからです。

体温を下げるには、大きな動脈が通っているところを冷やすのが効果的です。首のまわりやワキの下、手首などがてっとり早いでしょう。また、太ももの付け根やヒザの裏、足首などにも動脈が通っています。

熱中症対策と同様に、動脈を冷やすことで冷えた血液が体中を巡るため、体温を冷やすことができるのです。保冷剤などをこうした動脈に当てて体温を冷やせば、発汗を抑えられます。

3.通気性の良い服を着る

体にピタッとした洋服はクールな印象を与えますが、汗がこもりやすいため臭いの原因になりかねません。

気温が高いときは、できるだけ風通しが良いゆったりとした服装にしましょう。通気性がよければ汗をかいても蒸発するため、臭いの発生を抑えることができます。

素材ではコットンや麻などが理想的です。また、夏用の冷感素材でムレないタイプもおすすめです。

4.汗腺機能を高める

先ほど「汗は無臭」と書きましたが、実は臭い汗もあるのです。それは、いわゆる「悪い汗」と呼ばれ、ストレスや不健康な生活習慣によって汗腺機能が衰えて出る汗です。緊張したときなどに出る「あぶら汗」などもそうです。

「悪い汗」には老廃物などが混ざっているため、ベタついていて臭いの原因になります。汗腺が衰えると「悪い汗」が出やすくなるといわれます。

「悪い汗」を防ぐには、汗腺機能を高めることが効果的です。理想はぬるめのお湯でゆっくりと半身浴をすることですが、時間がなく毎日できない場合は、シャワーだけではなく湯船に浸かるようにしましょう。

そして週に1度くらいは半身浴を行ってください。やりかたは、38度くらいのお湯に体の半分だけ浸かります。20~30分ほど浸かりましょう。ほかに汗腺機能を高めるために、運動やサウナも効果的です。

5.適切な制汗剤を使う

汗対策として、制汗剤を使っている人も多いでしょう。制汗剤は適切に使わないと逆効果になってしまうこともあるんです。

とくに制汗剤の使いすぎには注意が必要です。使いすぎると肌の善玉菌まで殺菌してしまい、かえって悪臭が強くなってしまうことも。毎日制汗剤を使うという人は、週に2~3日は制汗剤の使用をお休みしましょう

また、制汗剤は自分にあったものを選ぶようにしたいもの。ワキガ体質の人は直塗りタイプのもので、無香料のものを選びましょう。

臭いが中程度の人はスプレータイプを、臭いが軽い人はシートタイプで大丈夫です。制汗剤を使う前には、汗はよく拭き取ってください。

また、制汗剤には汗腺をふさいで抑える効果があるため、入浴後に使うのがベストです。夜、入浴後に制汗剤を使えば就寝中の寝汗も抑えられます。

6.衣類の雑菌を落とす

汗がついた衣類にも雑菌が繁殖して臭いが発生します。何度洗っても、衣類の臭いが落ちないのは雑菌が死滅していないから。そうした衣類を着ると、汗をかいてなくても臭いがすることも。

衣類に雑菌を繁殖させないためには、汗をかいたらすぐに着替えて洗濯するのが理想ですが、なかなかそれもできませんよね。

臭いが付いてしまった衣類は、洗剤のほかに酸素系漂白剤を加えて洗うと臭いの元となる雑菌を分解することができます。

できれば30分ほどつけおきしてから洗うとさらに効果的。色落ちの心配のない白い衣類なら重曹で代用できますよ。

臭いのない「いい汗」をかく習慣を身につけよう

ここにご紹介した方法に加えて、日ごろから汗腺機能を高める生活習慣を心がけるのがおすすめです。

たとえば、エアコンの使いすぎに注意したり、適度な運動やバランスのとれた食生活を実践するなどです。どうせかくなら健康的な「いい汗」をかいて、臭いを抑えたいですね。

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