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よく噛もう!知らないと損する咀嚼(そしゃく)の効果7つ

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現代では、ファストフードやデザートなど、やわらかくて口当たりのよい食べものが好まれていますね。

そのためか、日本人の噛む回数は戦前の人に比べて半分以下になったともいわれます。実はこの現象、大変もったいないことなんだそうです。なぜなら「よく噛む」ことは美容や健康面でのメリットがたくさんあるからです。

いったい「噛む=咀嚼」にはどのような効果があるのでしょう? 知って得する咀嚼(そしゃく)の効果をリサーチしました。

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現代人のお悩み解決!?咀嚼の効果7つ!

誰でも日常的におこなっている「噛む」という行為。多くの人は食事の際、無意識に噛んでいるのではないでしょうか。

ところが「噛む」回数を増やすだけで、さまざまな効果が得られるのです。咀嚼の具体的な効果をあげてみました。

咀嚼の効果1 ダイエット

よく噛むことで、セロトニンやレプチンというホルモンが分泌されて脳内の満腹中枢を刺激します。すると満腹感を感じるため、食べ過ぎや早食いを防止することができます。

咀嚼の効果2 シワ予防&小顔

小顔になるためには、フェイスラインを引き締めることが大切。よく噛むことで口のまわりの「口輪筋」などが鍛えられてフェイスラインがスッキリとするほか、二重あごの予防や解消効果も期待できます。また、表情筋も鍛えられ、シワやたるみも予防します。

咀嚼の効果3 胃腸を元気に

よく噛むと唾液がよく出ますが、唾液にはアミラーゼという酵素が含まれていて、消化を助けてくれます。よく噛んで唾液が多く分泌されると胃腸の負担が軽くなります。

咀嚼の効果4 アレルギー予防

食物アレルギーやアトピー性皮膚炎、花粉症などの一般的なアレルギーは、異物(抗原)が体内に侵入したときに、それを排除するために「抗体」という物質を作ることで起こります。

ところが、よく噛んで消化を促すことで抗原に対する抗体反応を抑えることができ、アレルギーの予防や緩和を促します。

咀嚼の効果5 虫歯や口臭予防

唾液には、虫歯菌が作る酸を薄めたり、酸で溶かされた歯を再生させる働きがあります。また、口臭のもととなる細菌を洗い流す効果もあります。さらには、唾液中のリゾチームという成分が歯周病をも防いでくれます。

咀嚼の効果6 脳の活性化

よく噛むことによって脳の血流が増加し、脳内の神経細胞が活性化されることがわかっています。

それによって記憶をつかさどる海馬やストレスにかかわる扁桃体、自律神経の中枢などが活性化され、記憶力や判断力の向上、ストレス解消、認知症予防などに効果があります。

咀嚼の効果7 がんや生活習慣病予防

唾液の構成成分には、活性酸素を分解するペルオキシダーゼという酵素があるため、食べものなどから体内に入った発がん性物質の発がん作用を分解する働きがあります。

咀嚼回数を多くして唾液を増やすことで、がんだけでなく心筋梗塞や糖尿病などの生活習慣病も予防できます。

咀嚼回数を増やすにはどうしたらいい?

咀嚼の目安は、健康な人でひと口30回以上、体調が悪いときはひと口50回以上、病気の人はひと口100回以上といわれます。多く噛むほど効果はあるようです。

とはいえ、どうしても今までの習慣で、よく噛まずに飲み込んでしまうこともありますよね。

よく噛む習慣を身につけるには、ひと口ごとに箸を置いて噛む回数を数え、また箸を手に取りひと口、という方法をまずは3日間続けてみましょう。

ほかにも、根菜や豆類、貝類や昆布などを食事に取り入れたり、リンゴやナッツ類、スルメなどをおやつにしたりと、よく噛む食品を積極的にとりましょう。ガムを噛むのも効果的です。

ただ、注意したいのは「片噛み」をしないことです。片方の歯だけで噛むクセがついてしまうと、鼻筋や骨格がゆがんでしまう危険があります。また、汁物やお茶などで食べものを流し込んでしまうと咀嚼の効果が期待できません。

長く続ければ最強のアンチエイジングに!

最初のうちは意識して食べていないと、なかなか噛む回数を増やすことはできません。「忙しくて、多く噛んで食事をする時間がない」という人も多いでしょう。

1日1食からでも、自分のできるペースで「ひと口30回以上」の食事を実践してみましょう。続けていくうちに体調が良くなっていることを実感したり、周囲から「キレイになった」と言われるかもしれませんよ。

多く噛むだけという、お金も器具も使わない最高にコスパな美容&健康法ですが、身につけてしまえば最強のアンチエイジングにもなりますね。

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