爪にひびが入ったり、割れてしまったり・・・爪が割れやすくて悩んでいませんか?
爪を伸ばしている過程で、亀裂が入ってしまうことがありますよね。丁寧にケアしているにもかかわず、爪がなかなか強くならないのはなぜでしょうか?
今回は、爪が割れる原因と強くする対策を見ていきましょう。
爪が割れやすいのはなぜ?
爪が割れやすいのは、主に内的要因が原因だと考えられます。爪が強ければ、多少外から衝撃が加わったところで、爪は割れたりしないからです。では、どのような原因が考えられるでしょうか?
爪の栄養不足
爪は皮膚が硬くなったものだということをご存知でしょうか。主にタンパク質で構成されている爪は、極端な食事制限をしていると、栄養が行き届かなくなります。
無理なダイエットをしている人などは、爪に縦の筋が入り、触ると凹凸があるのが分かるほど。自分の爪を触ってみて、栄養不足かどうか確かめてみてください。
過度の乾燥
爪が潤っていると、ある程度の衝撃を受けても、弾力があるため折れません。しかし、乾燥していると弾力がないため、すぐに折れたり欠けたりしてしまうのです。
普段、水仕事をしていたり職場で洗剤を使う人は、爪が極度に乾燥していることがあります。例えば、食器を洗剤で洗ったあとに、手を拭いてみるとパサパサしていると感じたことはありませんか?
これは、洗剤や水に手の潤いを洗い流されているからです。皮膚だけでなく、爪からも潤いがなくなっていると考えられます。水仕事が多い人は、季節問わず乾燥に要注意ですね。
末端冷え性
手先が冷えていると、爪に栄養が行きわたらないことがあります。普段十分に栄養を摂っていても、手先が冷える人は、爪が弱い場合があります。冬限定で爪が割れる人は、末端冷え性を疑いましょう。
爪の病気
健康な状態の爪は、薄いピンクで艶があります。変色していたり、一部が異常に盛り上がっていたり、異様な痛みがある場合には、迷わず医師に相談してください。
水虫などの身近な病気から、体全体に関わる病気まで様々です。きちんと医師と相談し、適切に処置してもらいましょう。
爪を強くする対策4つ
対策1:爪に良い栄養を摂る
摂った栄養は、まず内臓などの重要器官に回されます。そのため、末端である爪にまで行き届くよう栄養を摂る必要があります。
爪がつやつやになっている人は、きちんと栄養が摂れている証拠。爪は健康状態のバロメーターでもあるのです。
摂るべき栄養素は、主に爪を構成する良質なタンパク質です。しかし、タンパク質だけ大量に摂っても効果はあまり期待できません。
亜鉛やビタミンB6、カルシウムやビタミンCもバランス良く摂ることで、体内でも分解や合成を促進させることが大切です。
対策2:ハンドクリームを忘れずに
手を洗ったあとはハンドクリームを忘れずに塗りこみましょう。
特に、乾燥する冬場や洗剤を使って洗い物をしたあとなどは要注意。保湿を心がけることで、爪から潤いが逃げていくのを回避することができます。
顔に化粧水や乳液を塗ったあとに、余った分を爪の付け根である甘皮部分に塗りこむ癖をつけると、尚いいですね。
対策3:マッサージで血行促進
手先の血行を促進して栄養が行き渡るように、マッサージをするのをおすすめします。新しい爪を作っている爪の甘皮部分を念入りにマッサージしてあげると、血流が改善されてより強い爪が作られます。
また、慣れるまでは少し痛いかもしれませんが、爪の両サイドを指でつまんでぐりぐりすると、びっくりするほど手先が温かくなります。ハンドクリームを塗る時に、併せてマッサージを行うとより気持ちいいでしょう。
対策4:爪を労わる
爪を短く整える際は、爪切を使わず、やすりを使うと爪へのダメージが軽減されるでしょう。また、お風呂上がりの柔らかい爪の時に整えると、爪切中に爪が割れるリスクを下げることができます。
洗剤を使う場面でも、ゴム手袋を使うなど、なるべく爪に負担がないようにやり方を変えてみてはいかがでしょうか。
足の爪が割れる場合は、サイズが合わない靴が原因に成り得ます。幅広の靴を買うなど、爪への負担を減らしてあげるよう心がけましょう。
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