日々ストレスを感じながら仕事していたり、PC・スマホの見過ぎで目を酷使した時に、目の下(下まぶた)の痙攣を経験したことがある人は多いでしょう。
今回は、目の下の痙攣が続く原因とすぐにできる対処法をご紹介します。
なぜ自分の意思に関係なく、目の下が痙攣するのか?
目の下の痙攣が続く4つの原因
- 過剰な眼精疲労
- 睡眠不足
- ストレス
- 栄養不足
一時的に痙攣する場合は特に心配ありませんが、慢性的に続くのであれば、早めに医師に相談したほうがいい症状です。
目を過度に酷使することによって、筋肉がコリ固まり血行不良になっています。そこから筋肉や神経が動作不良を起こし、痙攣に繋がっているんですね。
通常、良質な睡眠をとって、栄養をきちんと摂取できていれば、すぐに治るものです。しかし、ストレスなどで睡眠不足になっていたり、忙しくて食事を取っていなかったりすると、症状は悪化します。
眼精疲労、睡眠不足、ストレス、栄養不足のいくつかが併発することによって、悪循環をもたらすわけです。目元がよく痙攣を起こすという人は、悪循環から逃れるような生活を心がける必要があるでしょう。
すぐにできる3つの対処法
1.ストレッチで眼精疲労を緩和しよう
筋肉が凝り固まっているのを解消するために、ストレッチを行いましょう。
目を閉じ頭を動かさないように、黒目だけ上下左右、斜めも含めた八方へ動かし、最後にゆっくり左右に一周させます。軽く目を動かすだけでなく、大きく上に動かしたり下に動かしたりすることで、ストレッチができます。
また、目のピント調整も行いましょう。ずっと近くのものを見ていると、ピントが近くに合ったまま筋肉が固定されてしまいます。遠くのビルを見て、ピントを合わせるよう努力してみましょう。これも目の筋肉のストレッチになります。
2.マッサージで目の血行を促進させよう
目の機能回復のお手伝いとして、指でマッサージを行います。眉骨を目頭から目尻にかけて優しくタップしていきます。
頬骨の目に近いところも、同じように目頭から目尻にかけてタップするのを、何回か繰り返しましょう。老廃物をリンパへと押し流し、血行改善に繋がります。
また、緊張しがちな頭を指全体で揉んであげたり、耳をつかんで優しく上下させたり、肩に手を置いてさすってあげたりすると、目だけでなく顔や首の血行も促進されます。
あまり力を入れ過ぎると、逆に痛くなってしまうため、優しくマッサージするのがポイントです。
3.牛乳を1リットル飲もう
目の栄養と大きくかかわるカルシウムを補うため、牛乳を1日で1リットル飲んでみてください。カルシウムは神経や筋肉で最初に不足するため、カルシウム不足になると痙攣を起こしたり、足がつったりするのです。
少し大変かもしれませんが、目の酷使で消耗してしまったカルシウムを一気に増加させるために、牛乳を1日1リットル飲むことを習慣にしましょう。
もし牛乳が嫌いだったり体に合わないなら、カルシウムのサプリメントを利用することがおすすめです。
まとめ
今すぐに出来る対処法をご紹介しましたが、続けることが何より大事です。疲れすぎない程度にストレッチやマッサージを取り入れ、目を少し休ませてあげましょう。
ストレス解消や睡眠不足解消のために、夜はゆっくり入浴して1日の疲れを癒すことが大切です。栄養不足にならないように、基本的に食事から栄養を取るように、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。
目は一生付き合っていく大切なパートナー。改善策を試しても治らない場合は、早い段階で医師に相談し、最悪の事態にならないようにしましょう。
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