仕事中や授業中など、寝てはならないときに、なぜか眠くなってしまった経験はありませんか? 特にお昼を食べたあとの眠気は、避けられるものではありませんよね。
休憩時間を取れる状況であれば、15分程度の仮眠をとって気持ちを入れ替えることもできるかもしれませんが、簡単に休憩できないときもあります。
学校の授業中、先生に隠れてボールペンを分解して眠気と戦っていたクラスメイトがいましたが、仕事中にそんなことはできませんよね。そこで、休憩もできない時に、おすすめの眠気覚ましを3つご紹介しましょう。
1.息をとめる
会議中でも取り入れられるのが、この方法。そっと静かに息をとめ、5秒でも10秒でもより長く止めたままにしてみてください。
限界まで止めたあと、バレないように大きく深呼吸をしましょう。すると、酸素が体の隅々まで、そして脳に送りこまれるため、眠気が収まります。
2.体を冷やす
眠くなってくると、体が温かくなってきます。なので、体中を流れる血液を冷やしてあげることで、眠気を覚ますことができます。
例えば、動脈が集中する首の回り・わき・太ももの付け根などを冷やすといいでしょう。冷たい缶ジュースなどを当ててコロコロ転がすのもよく効きます。
もし、少しの時間でもいいので席を外すことができるのならば、顔を洗うという方法もあります。
いきなり冷たい水を顔にあてると、反射的に脳と心臓に血液が集まるため、目が覚めるという仕組みです。化粧をしていて顔を洗えないという場合は、手を肘まで水で冷やしてみてください。
3.耳たぶを引っ張る
冷たいことで知られる耳たぶを引っ張ったり押したりしていると、少しずつ温かくなってきます。それと同時に、顔や頭全体の血流もよくなり、眠気が緩和されます。
耳の裏側をマッサージすると、肩や首の回りも徐々に血流がよくなってきますので、実は凝り解消にも効果が期待できます。
体の末端を動かすと徐々に眠気が緩和されることを利用し、耳たぶの他に、足の指でグーチョキパーを作って動かすことも、眠気覚ましになります。靴の中では動かしにくいかもしれませんが、やってみて損はありません。
眠気を防止したいなら・・・
カフェインを多く含む栄養ドリンクやコーヒーなどは定番ですね。効果は速攻ではありませんので、ここぞという時の1時間程度前に飲むと効果的です。
あまり摂りすぎると利尿作用でトイレが近くなってしまったり、妊娠を望む女性には毒になってしまったりするので、摂りすぎないように注意しましょう。
また、お腹いっぱい食べると満腹中枢が刺激されるため、あらかじめ食事量を減らしておくのもおすすめです。
というのも、満腹になってしまうと、消化するために胃に血液が集中して、脳などに血が回らなくなってしまうからです。血が回らないということは酸素も送られないということですから、眠くなってしまうわけです。
その他、目薬、ガム、タブレット、背伸び、ストレッチなどが、その場の雰囲気が許すのであれば、効果的な眠気覚ましとなります。眠くなってきた時、どんな状況であるかを把握して、できそうな方法を試してみてはいかがでしょうか。
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