「ぶつけた記憶もないのに、青あざがよくできている・・・」こんな経験はありませんか?
肌の露出が多い夏場は、青あざのある女性にとって悩ましい季節。着ていく服が限られてしまって、困ることもありますよね。
「治るまで放置するしかないか・・・」と諦めているかもしれませんが、ちょっとした工夫で早く治すことができるんです。まずは、青あざができる原因からチェックしてみましょう。
青あざができやすい原因とは?
体の一部を強くぶつけたりすると、内出血を起こし「あざ」ができます。しかし、内出血とは違い、青あざは毛細血管が切れてできるあざになります。
では、どのような理由で毛細血管が切れてしまうのでしょうか? 主な原因を4つまとめてみました。
1.ホルモンバランスの崩れ
ホルモンバランスが崩れていると、血管がもろくなり皮下出血を起こしやすくなります。毛細血管はちょっとした衝撃でも切れてしまうので、青あざができやすくなります。
2.体の冷え
体が冷えているということは、皮膚の表面温度が高いということです。表面温度が高くなると、熱を放出しつづけることになるため、体内は冷えている状態です。体内の温度が低いと、少しの圧力でも毛細血管が切れてやすくなります。
3.筋肉量が少ない
筋肉は皮下出血の止血もしてくれる役割があります。このため、筋肉量が少ないと止血が遅くなり、ちょっとした出血でも青あざになりやすい状態になります。
4.ビタミンPの不足
あまり聞き慣れないビタミンですが、ミカン等の柑橘類に多く含まれる栄養素です。毛細血管の強化をしてくれる働きがあるため、ビタミンPが不足していると毛細血管が脆く破れやすくなってしまいます。
青あざを治す方法はこれ!
では、青あざを治すにはどのような方法があるのでしょうか? 普段の生活から簡単に出来る方法を5つご紹介します!
1.患部を冷やす
青あざができて間もないなら、患部を冷やしましょう。冷やすことで血流を抑えて、内出血や炎症を抑えることができるからです。
青あざは血管の炎症も関係しているので、色が消えやすくなります。アイスノンや氷嚢を患部にあてると効果的です。
2.軽い刺激を与える
患部を冷やしたら、爪楊枝を20~30本まとめて、痛くない程度に叩いてみましょう。
青あざの部分に刺激を与えると、血流が良くなるだけではなく、炎症によって発生した熱を逃がしてくれます。内出血による影響を抑えることができるため、青あざを早く治すことに効果的です。
3.患部を温める
青あざができて時間が経っているなら、今度はしっかり温めましょう。患部を温めると血行が良くなり、傷の治りが早くなるからです。
内出血は止まっている状態ですから、今度は温めることで治癒力を高めるわけです。体温に近い36度~37度くらいのタオルで、患部を温めましょう。
4.軟膏を塗る
内出血を改善する軟膏薬は、青あざにも有効です。薬局に市販されているので、利用してみましょう。血行を良くする効果がある馬油も、青あざのケアにおすすめです。
5.食事で予防する
青あざが出来てしまってからでは即効性がありませんが、体質を改善することで予防できます。体質改善で摂りたい栄養素はこの3つ。
柑橘類に多く含まれるビタミンP。毛細血管の強化や、血流をよくしてくれる働きがあります。
血管の収縮作用があり、内出血を起こりづらくしてくれます。果物に多く含まれるので、普段の食事に取り入れたいところです。
血液の元になる栄養素です。女性の方に不足かちですが、しっかり摂取することで血管の弱体化を防いでくれます。
まとめ
青あざは、女性特有の原因が多くあるので、規則正しい生活や適度な運動などで体のリズムを整えることも予防の一つです。
青あざが出来たからと言って隠すだけの処置ではなく、ここでご紹介した方法で早めに青あざのケアをしてみましょう。
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