「階段をちょっと駆け足でのぼったり、子どもと少し遊んだだけで、もう疲れている…」こんな経験したことはありませんか?
人それぞれではありますが、30歳を過ぎる頃にガクンと体力が落ち、疲れやすくなったと感じる人が多いと言われています。しかし、歳を理由にして諦めるのはなんとなく悔しいし、疲れやすい体は何をするにもしんどいもの。
こんな悩みを抱えているなら、ここで紹介する今日からできる対策をぜひ試してみてください。
対策1:クエン酸とビタミンB1を摂る
どれだけ疲れても、疲労回復のスピードが速いと疲れが残ることはありません。しかし、疲労回復のスピードが遅いと、ぐっすり寝ても疲れが取れないようになってしまいます。
つまり、年齢とともに落ちてきた疲労回復のスピードを、速めてあげることがポイントとなります。どのように回復スピードをあげるかというと、肉体疲労の元である乳酸の分解を手助けしてあげるのです。
有効なのは、クエン酸やビタミンB1。クエン酸が多く含まれるのは、梅干しが代表的です。粉上のクエン酸も販売されていますので、飲みのもなどに加えて摂るのもいいですね。
また、ビタミンB1が多く含まれるのは、豚肉や鶏レバーなどです。夏バテ防止によく豚しゃぶや豚の生姜焼きなどが多く見られるのは、疲労回復の効果得られるためなのです。
対策2:休日寝すぎない
暴飲暴食、タバコ、アルコールの飲み過ぎ、偏食やストレスが、体に悪い影響を与えることは周知の事実。しかし、実は、平日と休日で睡眠時間を変えると、疲れの元となってしまうのをご存知でしょうか。
規則正しい生活でないと、体がその都度調整しようとしてしまい、知らず知らずのうちに慢性的な疲れの原因となります。
長く寝ることで疲労が回復できると思いがちですが、睡眠で重要なのは「タイミング」と「質」。6時間から7時間半、ぐっすり寝ることが一番体に良いと言われています。
寝る前に照明を暗くしてストレッチすることで、筋肉の緊張をほぐしながら交感神経の興奮を抑えましょう。深呼吸して寝る体勢に入ることで、副交感神経の働きも促します。
そして、今日の反省ではなく、楽しかった記憶やいいことを思い浮かべると、寝付きやすくなるでしょう。
二度寝をすることは避け、体が自然に起きた時に起きるとすっきりとした目覚めになります。休日ぐらいゆっくり寝たいという気持ちも分かりますが、質とタイミングに気を付け、良質な睡眠を心がけるようにしましょう。
対策3:軽く運動する
食事や飲酒などの生活習慣を改め、規則正しい睡眠をとっているにも関わらず、疲れが取れない場合は精神疲労の可能性があります。
精神疲労の原因としては、日ごろのストレスの積み重ねが考えられます。ストレスを受けることによって、夜に休まるべき交感神経が常に働いている状態なのです。
交感神経を夜に休めるためには、軽い運動で肉体的な疲労感を得ましょう。肉体的に疲労することによって、副交感神経が優位になり、夜はスッと眠りに入ることができるでしょう。
交感神経と副交感神経の交代がスムーズに行われるように、軽い運動で手助けしてあげましょう。
汗を流すことによって、老廃物も排出できて体を好循環に導くことができるため、軽い運動のほか、サウナも効果的です。肉体疲労の場合、数日で疲労感は取れるものです。
疲労を感じる状態が1週間から2週間続いている場合は隠れうつの可能性も考えられますので、折を見て専門家の医師に相談するようにしてください。
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