会社や学校のお昼休み前。ちょうどお腹が空いてくる時間帯です。そんな時にお腹が「グゥ~」と鳴って、恥ずかしい思いをしてしまった経験はありませんか?
会議中やテストのような静まり返った状況だったら、その恥ずかしさもひとしおですよね。
「そんなこと言っても生理現象だし・・・恥ずかしいのを我慢するか、誤魔化すくらいしか対処のしようがないじゃないか」とお考えのあなた。実はお腹の虫を黙らせておく方法があるんです!
そもそもお腹って何で鳴るの?
まず、お腹が空いた状態というのは、血糖値が下がっている状態ということです。
脳は血糖が下がってきたことを認識すると、「胃袋の中身を腸へ送れ!」という信号を発信します。こうする事で、栄養を少しでも吸収して血糖を上げ、次の食べ物が胃袋に入ってくるための準備を行います。
この時に、胃袋から腸までの狭い空洞の中を、空気も一緒に移動します。その空気の移動音が「腹の虫」の正体なのです。ある意味、おならと同じような原理で音が鳴っているんですね。
お腹を鳴らなくする5つの方法とは?
100%お腹が鳴らないというのは難しいかもしれませんが、かなりの確率で鳴らなくすることは出来ます!
原因は血糖値が下がることによる空腹と、胃袋から空気が移動する音なので、それを防いでしまえばいいだけの話です。では、具体的な方法を5つご紹介します!
1.血糖値を上げる
これは直接的な方法ですが、要はお腹が空きそうな時に何か食べてしまえばいいわけです。
おすすめはアメやジュースなどの甘いもの。これらの物は血糖値が上がりやすく、空腹感を感じにくいのでお腹が鳴りにくくなります。おにぎり一個などでも効果が得られるでしょう。
また、朝ごはんをシッカリ食べることも、血糖値を下げないためには重要です。
2.お腹に力を入れたり、凹ましたりする
「お腹が鳴りそうなときに何か食べればいい」とは言っても、いつでも食べられる状況ではありませんよね。
そんな時は、意識的にお腹に力を入れたり凹ましたりを、何度か繰り返してみましょう。胃袋の中の空気が少しずつ移動するので、いざ空腹のときに音が鳴りにくくなります。
3.お腹をたたく
物理的な方法です。おヘソの上をポンポンと痛くない程度に叩いてみましょう。空気が分散して音が鳴りにくくなります。あまり強く叩きすぎて痛めないように注意してくださいね!
4.食べる速度を遅くする
早食いは空気を多く取り入れてしまうので、その分お腹が鳴りやすくなります。遅く食べることで、胃袋に取り入れる空気を少なく出来ます。
5.姿勢を正す
猫背は、胃袋に空気が溜まりやすくなる姿勢です。背筋をピンと伸ばすことで、胃袋に入っている空気を分散する事が出来ます。意識して姿勢を正してみましょう。
腹の虫を退治するには普段の生活も重要!
5つの方法をご紹介しましたが、普段からの食事や姿勢が関係していることが分かると思います。3食しっかりゆっくり食べて、きちんとした姿勢を心掛けることも、腹の虫を退治する方法です。
普段からの食生活に加えて、先程挙げた方法でお腹に刺激を与えてあげれば、かなりの高確率でお腹は鳴らなくなります。これらの事を参考にして、お昼前のドギマギした時間とおさらばしてみてはいかがでしょうか?
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