仕事や人間関係によるストレスを抱えていると、自律神経失調症などの病気のリスクが高くなるので、ストレス発散は大切です。
しかし、その方法によっては、心身に悪影響を与えることがあります。一時的にストレス発散できるかもしれませんが、結果的に逆効果になることもあるんです。
では、どのようなストレス解消法に、注意しなければいけないのでしょうか?
逆効果になるかもしれないストレス解消法4つ
問題があるのは、のめり込むと抜け出せなくなったり、体を壊してしまうようなストレス解消法です。例えば、飲酒・タバコ・買い物・ギャンブルなどです。
1.飲酒
適量のお酒であれば問題ありませんが、ストレスが多いとついつい飲み過ぎてしまうことがありますよね。ストレスが多ければ多いほど、お酒の量が増えてしまう傾向があります。
大量のお酒を飲み続けているうちに、肝機能障害やアルコール依存症になるリスクも高くなります。一時的に精神的なストレスが減るかもしれませんが、肉体的には大きなストレスになるので、飲み過ぎには注意が必要です。
2.タバコ
ストレスが多いとき、タバコの本数が増えてしまうことがありませんか? タバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させて血圧を上昇させる作用があります。心臓や血管に悪影響を与えて、生活習慣病のリスクも高めます。
また、ニコチンが切れるとタバコのことばかり考えてしまいます。タバコがなくなりそうになってソワソワしたり、タバコのことが頭から離れなくなる経験がある人もいるのではないでしょうか?
喫煙している限り、心身ともにストレスを抱えてしまうことになるので、できれば禁煙することがおすすめです。
3.ギャンブル
パチンコ・スロット・競馬などのギャンブルは、一時的にストレス発散になるような気がしますよね。しかし、のめり込んでしまうとギャンブルのことで頭が一杯になり、ギャンブルできないことがストレスに変わります。
大きく負けた分を取り返そうと、ムキになったりして逆にストレスを増やしてしまうことにもなりかねません。ストレスがあるときほど、ギャンブルにハマりやすくなるので注意しましょう。
4.買い物(衝動買い)
普段買えない高価なものを購入すると、ストレス解消になりますよね。気持ちがモヤモヤしているときに衝動買いすると、気持ちがスッキリする人もいるかもしれません。
しかし、その効果は一時的なだけでなく、もっと高価なものが欲しくなったり、欲求が徐々にエスカレートしていくことがあります。買い物依存症で借金を抱えるなど、新しいストレスを生む結果になってしまうので、買い物でストレス解消するのはやめた方がいいでしょう。
最後に
いかがでしたか。心身ともに健康的な生活を送るためには、ストレスを上手に発散させることが大切ですが、方法によっては逆効果になることもあります。
もし、今回紹介した方法でストレスを発散させているなら要注意。新しいストレス解消法を探した方がいいかもしれませんね。
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