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お腹が苦しい!ガスがたまりやすくなる5つの原因と対策

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お腹のガスで悩んでいる女性お腹にガスがたまりやすく、腹部の不快感や痛みで悩んでいませんか? 食後すぐにお腹が苦しくなったり、膨満感による腹痛を起こすなど、ガスが溜まって悩む方が最近増えています。

お腹のガスは誰でもたまるものですが、正常であれば不快感が生じることはありません。しかし、いろいろな原因が重なると、いわゆる「ガス溜まり」になって不快な症状を引き起こします。

今回は、お腹のガスがたまりやすくなる5つの原因と対策についてご紹介します。

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なぜ、お腹にガスがたまるのか?

お腹にガスがたまる理由は、主に以下の3つが考えられます。

お腹にガスがたまる3つの理由

  • 口から入ってくる空気
  • 胃や腸で発生するガス
  • 排出されずに体内に残るガス

まずは、食べ物と一緒に飲み込まれる空気です。食事のとき多少の空気も胃に入りますが、食べ方にクセがあると、必要以上に口から空気が入ってしまうことがあります。

次に考えられるのは、体内で発生するガス。例えば、胃液によって食べ物が消化されるときのガスや、腸内細菌が活動するときに発生するガスなどです。

最後に、体内にたまったガスが排出されないことです。ガスは呼吸・ゲップ・おならという形で排出されますが、何らかの原因でガス抜きされず、たまってしまうことがあります。

本来、お腹のガスは発生と排出のバランスが取れていて、ガスの量は調整されています。しかし、生活習慣などが原因で体内にガスが増えすぎたり、排出されるガスが少なくなると、膨満感や腹痛などを引き起こすわけです。

では、お腹のガスがたまりやすくなる生活習慣や行動とは何でしょうか? その原因は主に以下の5つが挙げられます。

お腹のガスが発生しやすくなる5つの原因と対策

お腹にガスがたまりやすくなる原因は、大きく分けて「食べ方」「生活習慣」「ストレス」に分けることができます。具体的な事例を挙げて説明します。

1.早食い(食べ方)

急いで食べたり早食いしていると、飲み込む空気量が多くなり、お腹のガスが増える原因になります。

また、早食いはよく噛まずに食べ物が胃に入るので、食べ物の消化に時間がかかります。腸内で留まる時間も長くなり異常発酵によるガスが増えてしまうわけです。

対策はコレ!
食事の時は、ゆっくり咀嚼しながら食べましょう。食べ物が口に入っているときは、口を閉じながら、咀嚼すると空気が入りにくくなります。

ゆっくり咀嚼して食べることで、満腹中枢も刺激されて食べ過ぎも防止できます。胃腸での消化吸収もスムーズになり、異常なガスの発生を抑えてくれます。

2.炭酸飲料の飲み過ぎ(食べ方)

炭酸飲料を飲んだ後に、大きなゲップが出たりしませんか? 炭酸飲料には炭酸ガスが含まれているので、飲む量が多いとガスだまりの原因になります。

また、冷たい状態で飲むことが多いので、胃腸を冷やし消化吸収の働きを弱めてます。腸の蠕動運動にも悪影響を与え、腸内環境を悪化させます。

対策はコレ!
お腹の調子が悪い時は、炭酸飲料(コーラやビールなど)の量を減らして、温かい飲み物を飲みましょう。胃腸にはカモミールティーなどのハーブティーがおすすめです。

3.脂肪や糖分が多い食べ物が好き(生活習慣)

脂肪の多い肉類や、お菓子ばかり食べていませんか? 動物性の脂肪や糖質ばかり摂っていると、腸内で悪玉菌が異常に繁殖します。

腸内環境が悪化して、食べ物が長く留まりやすくなると、悪臭ガスが異常に発生してしまいます。腸内環境を悪化させて便秘になりやすく、ガスの量も増えてしまいます。

対策はコレ!
食生活を改善するためには、野菜など食物繊維を取ることが大切です。食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があり、バランスよく摂取すると腸内環境が改善し、便秘対策にも効果的です。

食物繊維で便秘が悪化する!正しく摂取するポイントは?

悪玉菌を増やす脂っこい食事やお菓子・ケーキ類を控えて、バランスの良い食生活を心がけましょう。

4.おならを我慢する(生活習慣)

会社や学校でおならを我慢することが多くありませんか?

人がいるときにおならを我慢するのはしょうがありませんが、あまりにも我慢し続けると、腸の働きが悪くなってガスが出にくい状態になります。

おならを出すことで、腸内のガスを調整しているわけですから、我慢すればお腹の張りや膨満感の症状を強くしてしまいます。

対策はコレ!
おならの量が多くなるのは、食事で空気を吸い込みすぎたり、体内でガスが多く発生するためです。上記で紹介したように食事の方法を気を付けたり、食生活を整えて腸内環境を良好に保つことが大切です。

それでもおならに対する不安があるなら、市販の整腸剤もおすすめです。ガスだまりを抑える作用がある整腸剤を利用して、上手にコントロールしましょう。

5.過敏性腸症候群(ストレス)

学校や会社で過度なストレスを抱えていませんか? 過度なストレスや緊張を感じた時に腹痛を伴う下痢や便秘があるなら、過敏性腸症候群かもしれません。

過敏性腸症候群とは、ストレスが原因で下痢や腹痛などの便通異常が起こる病気で、お腹の張り・ガス過多などの腹部に不快な症状を引き起こします。

下痢や便秘を繰り返す…症状が続くなら過敏性腸症候群かも?

対策はコレ!
過敏性腸症候群の原因はストレスですから、いかにコントロールして解消するかが問題です。1日10分でもいいので、リラックスする時間を作ることが大切です。

また、下痢やおならについて過度に心配すると、余計ストレスがたまって症状を悪化させます。どうしても心配であれば、早めに胃腸科や消化器内科を受診した方がいいと思います。

最後に

いかがでしたでしょうか? お腹のガスによる腹痛や張りは、複数の原因が重なって生じます。食べ方・生活習慣・ストレス解消などを気を付けるだけでなく、市販の整腸剤も上手に活用する必要もあるでしょう。

もし、市販の整腸剤を使っても良くならない場合、何か病気かもしれません。一度病院に行ってみてはどうでしょうか?

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