夜寝ている時に、ふくらはぎの激痛で目が覚めた事ありませんか?
管理人はつい最近、睡眠中にこむら返りを起こして、あまりの激痛で目が覚めてしまいました。初めてのこむら返り体験でしたが、まさかこんなに痛いとは…。こむら返り、マジでやばいです。
結局朝になっても痛みが引かず、軽い肉離れみたいになり、2~3日は湿布を貼って会社に行くことになりました。もう二度とこんな思いするのはごめんです。こむら返りの原因や予防は、どうすればいいのでしょうか?
こむら返りのメカニズムとは?
ふくらはぎには、腓腹筋(ひふくきん)と呼ばれる筋肉があります。大脳で発信された信号が、ふくらはぎの末梢神経へ伝達されることで、腓腹筋は筋肉を伸縮させています。
しかし、何らかの原因で神経伝達に異常をきたし、腓腹筋が異常に収縮してしまうと「こむら返り」が引き起こされます。腓腹筋の収縮と弛緩のバランスが、崩れることによって起きる現象で、正式には「腓腹筋痙攣(ひふくきんけいれん)」と言われます。
こむら返りになると、筋肉が異常に収縮して足がつったような激しい痛みが起こります。収縮が強い場合、管理人のように筋線維を痛めて肉離れのような症状が起きることもあります。
では、睡眠中に腓腹筋が異常に収縮してしまう原因は何でしょうか?
寝ているときに「こむら返り」が起こりやすい原因
こむら返りは、一般的に以下の原因が重なって引き起こされます。
こむら返りの原因【まとめ】
- 筋肉疲労
- 運動不足
- 足の冷え
- 血行不良
- 水分不足
- 電解質不足
電解質とは、ナトリウム・カリウム・カルシウムなどのミネラルのことです。
電解質には神経の伝達、筋肉の収縮や水分量の調節といった働きがあるので、体内で足りないと神経や筋肉が興奮しやすくなり、痙攣などの誤作動を起こしやすくなります。
そして、睡眠中にこむら返しが起きやすいのは、筋肉の過剰な収縮を防ぐ腱紡錘(けんぼうすい)というアキレス腱の働きが低下しているからです。
また、寝ているときは足が伸びて、ふくらはぎが収縮している状態になるので、神経が誤作動を起こしやすいという条件も重なります。
寝ている時にこむら返りが起きやすいのは、一般的なこむら返りの原因だけでなく、筋肉の収縮を防止しずらい状態になっているからなんですね。
こむら返りはもうゴメン…私が試した予防法
こむら返りが起きる原因はいくつかありますが、管理人に当てはまっていたのは以下の点です。
- 運動不足
- 水分・電解質不足
こむら返りが起きたとき、体を動かす習慣がなくて運動不足の状態でした。また、水分補給もあまり意識していませんでした。夏の夜にこむら返りが起きたので、体の水分や電解質が足りていなかったことも原因だったかもしれません。
そこで予防対策として取り入れたのが、ウォーキング・足のマッサージ・寝る前の水分補給です。
いきなり激しい運動をすると、筋肉疲労を起こして逆にこむら返しが起きると思ったので、ウォーキングで運動不足を解消するようにしました。足の筋肉を鍛えるというより、刺激を与えて血行促進するためです。
そして、お風呂はシャワーで済ませることが多かったんですが、湯船に浸かってふくらはぎをマッサージして、筋肉をほぐすようにしました。
さらに、寝る前にはスポーツ飲料を飲むことにしました。普通の水ではなくスポーツ飲料にしたのは、水分だけでなく電解質も補充することができるからです。(経口補水液でもいいと思います)
その後、こむら返りはどうなった?
管理人が試した予防法は、以下のとおり。
私が試した予防法【まとめ】
- ウォーキング
- お風呂でふくらはぎマッサージ
- 寝る前にスポーツドリンクを飲む
これらの予防対策を行ってから、一度もこむら返しを経験していないので、効果があったのかなと感じています。
もし、度重なる「こむら返し」に困っているなら、上記で紹介した予防法を参考にしてみてくださいね。
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