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頭痛の3つの種類と正しい対処法!病院行くなら何科を受診すべき?

頭痛に悩む人「頭痛の原因がよくわからない…」「頭痛にはどんな種類があるの…」こんな疑問はありませんか?

慢性的な頭痛を適切に対処するためには、頭痛の原因やどのような種類なのか知っておくことが大切です。もし、頭痛の種類に対応した対処法でない場合、頭痛を悪化させてしまう可能性もあるからです。

そこで今回は、頭痛の種類と症状の違いについてご紹介します。あなたの頭痛はどの種類に当てはまるでしょうか?

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頭痛の3つの種類をチェックしよう

頭痛には主に緊張型頭痛片頭痛(偏頭痛)群発頭痛の3種類があり、それぞれ原因と症状が違います。以下で詳しく見ていきましょう。

1.緊張型頭痛

頭全体が締めつけられるような鈍い痛み」があるなら、緊張型頭痛の可能性があります。慢性頭痛の中で最も患者数が多く、7割の人が生涯に1度は体験する一般的な頭痛です。

パソコンやデスクワークなど、長時間同じ姿勢を続けていると、肩が凝ったりしますよね。その結果、頭や首回りの筋肉が緊張して血管が収縮し、血液の流れが滞ります。乳酸などの老廃物が筋肉にたまり、周りの神経を刺激することで頭痛が引き起こされます。

痛くなる場所は、後頭部や頭全体が一般的です。頭から背中にかけて分布する後頸筋群・側頭筋群・僧帽筋という3つの筋肉が関係していて、筋肉内の血流が悪化すると以下のような症状が現れます。

緊張型頭痛の特徴的な症状

  • 後頭部を中心に痛みがある
  • ギリギリと締め付けられるような痛み
  • 強い肩こりや首こり
  • フワフワするようなめまいやふらつき
  • 眼精疲労、目の疲れ
  • 全身のだるさ
  • 夕方になると痛みが強くなる

緊張型頭痛は、吐き気や嘔吐といった症状はありません。痛みの程度も軽いので、日常生活への支障は少ないですが、不快な痛みが続きやすくなります。

緊張型頭痛の対処法

同じ姿勢で長時間過ごすと、筋肉が過度に緊張して症状が出やすくなります。首や肩に少しでも違和感があったら、体を動かしたり軽いストレッチをすることが大切です。体に負担がかからない程度に筋肉を伸ばすようにしましょう。

仕事などのデスクワークでパソコンに長時間向き合っていると、首や肩に負担がかかりやすくなります。1時間ごとにストレッチをしてストレスを軽減することも必要です。

また、体を温めると筋肉の緊張がほぐれて、血行が良くなります。ぬるめのお風呂に入ると、体が温まるだけではなくストレス解消にもなって一石二鳥。ホットタオルで首や肩を温めることも有効です。

緊張型頭痛の対処法【まとめ】

  • 首や肩のストレッチ運動をする
  • 適度に体を動かして血流を良くする
  • 長い時間、同じ姿勢を続けない
  • お風呂などで体を温める
  • リラックスする時間を作ってストレスを解消
  • 枕の高さを見直す

2.片頭痛(偏頭痛)

ズキンズキンと脈を打つような痛み」があるなら、片頭痛(偏頭痛)の可能性があります。20~40代の女性に多く、月に1.2回ほどの頻度で発症します。

片頭痛の原因は、脳の血管が拡張して、その周囲を取り巻いている「三叉神経」が圧迫されることです。三叉神経が刺激され興奮状態になると、炎症物質が放出され血管の周りに炎症が起こり、頭痛になります。

痛くなる場所は主に、こめかみから目のあたりが多く、人によって片側だったり、両側だったりします。そして、1度発症すると数時間から3日間ほど続く場合があります。

片頭痛の特徴的な症状

  • ズキンズキンと脈打つような周期的な痛み
  • 吐き気、嘔吐感がある
  • めまい、耳鳴りが伴う
  • 光や音、においに過敏になり不快に感じる
  • 動いたり、頭の位置を変えると痛む
  • 頭痛の前に前兆がある

緊張型頭痛とは反対に、片頭痛は脳の血管が拡張することによって発症します。そして、頭を動かすと痛みが悪化するので、日常生活にも支障が出やすい頭痛です。動きたくないほどの痛みなら、片頭痛の可能性があります。

片頭痛(偏頭痛)の対処法

片頭痛を発症すると、頭を動かしたり外からの刺激によって頭痛が悪化してしまいます。なので、「光や音のない暗い部屋で安静にすること」が基本的な対処法です。

また、片頭痛は血管が広がり炎症が起きることで発症するため、患部を冷やすことも効果的です。冷えたタオルや冷えピタなどでクールダウンさせましょう。この点、緊張型頭痛とは正反対の対処になります。

市販の頭痛薬を利用する場合は、症状が出始めたときに早めに服用すると効果的です。片頭痛の前兆があるときは、早めに飲むようにしましょう。頭痛薬の効果がない場合は、早めに病院に行くことがおすすめです。

片頭痛の対処法【まとめ】

  • 静かな暗い部屋で横になる
  • 体を動かしたりせず安静にする
  • 痛みがある患部を濡れタオルなどで冷やす
  • 血管を広げる栄養素を取らない
  • 軽い頭痛の場合はカフェイン(血管収縮させる働き)を摂る
  • 市販の頭痛薬は症状の初期段階で服用する

3.群発頭痛

目の奥がえぐられるような痛み」があるなら、群発頭痛かもしれません。1000人に1人と比較的まれな頭痛で、20~40代働き盛りの男性に多く発症する傾向があります。

群発頭痛が発症する原因は、目の後ろを走っている血管が何らかの原因で拡張して、その横を走る三叉神経に影響を与えることで痛みが起こると考えられています。

その特徴は、じっとしていても耐えられないくらい痛みが強烈なことです。頭のどちらか片側だけに現れて、1回発症すると15分~3時間くらい継続することが多いようです。

群発頭痛の特徴的な症状

  • 目の奥がえぐられるような強烈な痛み
  • 頭の片側だけに現れる
  • 涙が出る
  • 鼻水が出たり、鼻がつまる
  • まぶたが腫れる、まぶたが下がる
  •  早朝や明け方など決まった時間に起こる

群発頭痛のメカニズムにはよくわからない点も多いようです。ただ、長くても3時間くらいたつと、頭痛は改善されます。

群発頭痛の対処法

群発頭痛の対処法で有効なのは、医療用の酸素吸入と治療薬を服用することです。それ以外の方法は効果がないため、自然に痛みが引くまで待つしかないようです。

酸素を摂り入れると痛みが和らぐため、部屋の空気を入れ替えて深呼吸しましょう。痛みの継続時間は長くても3時間ほど。痛みが過ぎるまで安静にしていましょう。

頭痛対策の注意点

2つの頭痛が同時に起こる場合もある

ここまで、3種類の頭痛の特徴について紹介しましたが、自分で頭痛の原因を見分けることが難しい場合もあります。

というのも、頭痛は1種類だけ発症するわけではなく、片頭痛や緊張型頭痛など2種類の頭痛が同時に起きることもあるからです。このような混合型頭痛は、症状も個人差があり、原因を突き止めるのが難しいので、慢性頭痛を悪化させやすいんですね。

自分で判断して頭痛薬を飲んでいると、薬物乱用によって頭痛を悪化させる可能性もあります。また、片頭痛の場合、脳梗塞のリスクも高くなるので、放置するのは危険です。

病院に行くなら何科を受診すべきか

頭痛薬を飲んでも症状が改善しないなら、病院を受診した方がいいでしょう。

「病院の何科に行けばいいかわからない…」という方も多いかもしれませんが、頭痛は神経疾患なので、

  • 急性頭痛…神経内科、脳神経外科
  • 慢性頭痛…神経内科、頭痛外来

を受診しましょう。最近では、頭痛を専門に扱う頭痛外来も増えています。近くの総合病院で頭痛外来があるなら、受診してみるのもいいかもしれません。

「たかが頭痛で病院に行くのもどうかな…」と思わず、早めに病院へ行くことをおすすめします。

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