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2016年大流行?大人による「りんご病」の症状と治療法

「りんご病」と聞くと、ほっぺが赤くなる子どもの病気というイメージを抱きがちですが、実は大人も感染する病気です。

大人が「りんご病」にかかると、日常生活に支障をきたすほどの痛みが襲うことがあるんです。しかも、2016年はりんご病の大流行年とみられているので要注意です!

今回は、気になる「りんご病」の症状と治療法について調べてみました。

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りんご病ってどんな病気? 流行の時期は?

りんご病の正式名称は伝染性紅斑といい、ヒトパルボウィルスB19の感染によって起こる流行性疾患です。子どもが感染すると、両方の頬が赤くなることから日本では「りんご病」と呼ばれています。

りんご病は主に、せきやくしゃみなどによる飛沫感染や接触感染などによって発症します。春から初夏にかけて症例数が最も多いといわれています。

また、りんご病には流行の周期があり、5年に一度くらいの割合で流行するといわれ、直近では2011年に流行しました。2016年はまさにその5年後に当たるのです。

伝染性紅斑の流行周期画像引用:国立感染症研究所

すでに2015年のデータでもりんご病の患者数が過去10年間で最多を記録し、警報基準レベルを超えた自治体が多発しました。さらに2016年は流行のピークを迎えると予測されているのです。

大人がりんご病にかかると、どんな症状が出る?

実は大人のりんご病は、子どもと違って頬が赤くなることはほぼありません。なんだか病名とは異なるような気もしますよね。

また、子どもは感染しても症状が出ない場合もあるのですが、大人の場合は必ず症状が現れるといわれます。そこで大人のりんご病の症状を順を追って見ていきましょう。

通常、りんご病は約4日~10日ほどの潜伏期間をへて発症します。最初は高熱が3日ほど続き、強い倦怠感などを併発します。この間、風邪やインフルエンザと間違えることが多いそうです。

熱が引いて倦怠感が1週間ほど続いたあと、今度は小さな赤い斑点(はんてん)が顔や手、腕、太ももなどにできはじめ、2~3日で一面おおうようにまだらにできます。

これこそ「りんご病」の正式名称である「伝染性紅斑」の由来なんですね。つまり「紅斑(こうはん)」=赤い斑点=発疹(はっしん)です。

発疹は多くの場合約10日ほど続きますが、短い人は約3~4日で消えます。長い人は3週間くらい続くこともあり、なかにはいったん発疹が消えてまた現れることもあるそうです。

さらに、発疹広がり始めた頃から手足のむくみや、膝や腰など関節が痛み出します。ときには手がこわばって指が曲げられないこともあるそうですが、最も辛いのが腰痛です。

大人がりんご病で腰痛をともなうと、階段の上り下りに支障が出るほど激しい痛みを感じる人も少なくないそうです。りんご病によるこうした関節痛は男性よりも女性の方に現れやすく、女性りんご病患者の約8割が関節痛を発症するといったデータもあります。

大人がりんご病になったときの症状【まとめ】

  • 3日以上の高熱
  • 倦怠感
  • 身体に赤い斑点ができる
  • 手足のむくみ
  • 膝や腰の関節が痛む

りんご病の治療法はある?予防法は?

現在、りんご病に効くコレといった特効薬はないそうです。医療機関では、かゆみ止めや痛み止めなどの対症療法がメインになります。

また、りんご病を予防するワクチンもありません。ですので、予防には感染を防ぐことが何より大切なのです。りんご病は感染者からの飛沫感染が最も多いので、手洗いやうがいのほかマスクの着用が有効です。

とくに感染した児童や親との接触や、流行期間中に保育園や学校などに行く場合は必ず予防を心がけましょう。

やっかいなのは、りんご病が感染するのは赤い発疹が出る前の期間だといわれます。ちょうど、発熱や倦怠感が現れている時期なので、りんご病とは気づかない場合も多いのです。単なる風邪だと思っても、人にうつさない配慮や感染しない予防法が肝心ですね。

妊婦の方は要注意!

最も感染に気をつけたいのは妊婦さんです。妊娠20周以内の母体が感染すると胎児が重度の貧血になったり胎児水腫になる場合があり、最悪は流産を招くことも。妊婦さんは、まめな血液検査をしましょう。

一方で、りんご病は成人の約半数の人は免疫があります。なぜなら、一度かかると二度と発症しないため。ですから、子どもの頃にりんご病にかかった人は大丈夫ですね。

これまでりんご病に感染したことがない妊婦の方は、流行期間中に予防を万全にして感染しないように注意してください。

もし、りんご病にかかったら? いつ治る?

りんご病は、関節痛などの辛い症状が出ても通常は3~4週間で治るといわれます。ただ、溶血性貧血の持病や白血病などをわずらっている人は重症化することがあります。

また、りんご病は症状が他の病気と似ていることから、りんご病だと気づかないことも多々あるそうです。もし発熱や倦怠感に襲われたら、必ず医療期間で検査を受けましょう。

治療薬がないとはいえ、対症療法で辛い症状が楽になるはず。それに血液検査でりんご病か否かはっきりすれば、以後の感染対策にも役立てられますね。

りんご病も他の病気同様に、体の免疫力が高ければ感染する確率もぐっと低くなります。やはり日頃の健康管理が大切ですね。

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