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尿路結石の原因と特徴的な症状!おすすめ予防策は?

数ある病気による痛みの中で、「三大激痛」のひとつにあげられている尿路結石

尿路結石の痛みは、じっとしていられずに七転八倒するほどの激痛だといいます。あまりの激痛に声をあげてしまう人や、あわてて救急車を呼んでしまう人も多くいるようです。

そんな尿路結石には激痛をはじめ、いくつかの特徴的な症状があります。今回は、尿路結石の症状や痛みが出る場所、予防策についてまとめてみました。

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尿路結石ってどんな病気?原因は?

まず、尿路結石という病気について知っておきましょう。

尿は腎臓でつくられますが、尿に含まれているシュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムなどのミネラル物質が多すぎると、石のように固まって結石ができてしまいます。

腎臓内で形成された結石は、尿とともに尿管や膀胱、尿道へ運ばれていきます。そのまま体外に出てしまえば問題ないのですが、結石が大きいと途中で詰まって尿の排出を妨げます。

このときに、尿管がけいれんしたり、逆流した尿によって腎臓に圧力がかかるなどして激しい痛みが起きると考えられています。

尿路結石の原因は、動物性たんぱく質や脂肪の取りすぎなどが関係しているといわれています。肉類などに含まれているシュウ酸や尿酸が体内で過剰に増えると、尿の中でカルシウムと結合して結石ができるのです。

20~50代の男性に多い病気ですが、最近は女性や高齢者にも尿路結石の患者が増えてきています。

尿路結石の特徴的な症状とは?

尿路結石の症状は、結石がどこにあるかによって異なります。結石が腎臓内にとどまっている段階では、まったく自覚症状がないことも多いのですが、次のような症状が出たら大きめの結石ができている可能性があります。

1.突然の激しい痛み

尿路結石の特徴的な症状のひとつが、突然の激しい痛みです。脂汗をかいたり、嘔吐することもあるほどです。

痛みは夜間や早朝に起きることが多く、のたうちまわるような痛さが3~4時間持続し、その後は間隔をおいて痛みます。もし38~40度の高熱を伴うならば、腎盂や腎臓の炎症による腎盂腎炎を併発していると考えられます。

2.血尿

尿路結石の血尿には、痛みを伴う場合とそうでない場合とがあります。特に体の痛みを感じないか、鈍痛程度の痛みを伴うならば、腎臓内にある結石が動いて出血していると考えられます。

一方、激しい痛みを伴う血尿は、結石が尿管にあるときの症状です。血尿は見た目ではわからなくても、検査を受けると判明します。

3.排尿時痛や排尿障害

排尿時に痛みを感じる場合は、尿道に結石がある可能性があります。尿道の結石が詰まってしまうと、尿が出なくなることも。また、頻尿や残尿感、尿の途切れなどの排尿障害は膀胱に結石があると起こりやすくなります。

尿路結石の痛みが出る場所は?

尿路結石の症状で最も辛いのは、やはり激痛ではないでしょうか。腎臓から移動した結石が尿管より大きいと、尿管が詰まって尿が腎臓へと逆流してしまいます。すると溜まった尿によって膨らんだ腎臓に圧力がかかり、激しい痛みを引き起こすのです。

腎臓は左右にありますが、激痛は結石がある方の腰のうしろ側や脇腹などに起こります。また、結石が膀胱や尿道に達すると、下腹部や大腿部などに痛みが走るのです。

たとえ尿路結石があっても、尿管を完全に詰まらせていない場合は腰のあたりに鈍痛を感じることがあります。この場合は少しずつ尿が腎臓にたまっていくので、鈍痛だからと放っておくと腎臓に深刻なダメージを与えることにもなりまねません。

尿路結石の予防策を4つ紹介!

尿路結石を予防するには、結石を作らせないような生活習慣を意識する必要があります。予防策は色々とありますが、その中でもこれからすぐにできる簡単な予防策を4つほどご紹介いたします。

(1)水分をたくさん摂る

まずは水をたくさん飲んで、尿中にある原因物質を排泄してしまいましょう。飲む量の目安としては1日2000mL以上

ちょっと多いなって思った方、もちろん一気に飲む必要はありません。朝起きた時に1杯、仕事や家事の休憩に1杯…と少しずつ飲んでいけばよいのです。

ヒトの一日の尿量は、個人差はありますが成人の場合で平均1000~1500mLぐらい。

尿量が2000mL以上になると結石ができにくくなり、1000mL以下の場合はできやすくなってしまうおそれがあるので、水分をあまり摂らない方は意識してみましょう。

飲むものは水やお茶などがいいでしょう。清涼飲料水・コーヒー・紅茶などの過剰摂取は避け、また、アルコールは結石をできやすくしてしまうものもあるため控えましょう。

(2)そもそもシュウ酸を摂らない

シュウ酸は結石の原因物質。シュウ酸そのものの摂取を控えることで結石のリスク回避に繋がります。シュウ酸を多く含むのは、例えば以下のような食品です。

  • ほうれん草
  • モロヘイヤ
  • タケノコ
  • 紅茶
  • コーヒー
  • ココア
  • チョコレート

紅茶・コーヒー・ココアは、朝や休憩に一杯…と飲み過ぎてしまう方もいるかもしれません。これを普段よりも少なくして、お水やお茶に変えてみてはいかがでしょう?

(3)カルシウムを多く摂る

カルシウムは、腸の中でシュウ酸とくっつき、便と一緒に排泄してくれる働きがあります。普段の食事でカルシウムを多く摂ることで、尿中のシュウ酸を減らすことができます。

カルシウムが多く含まれるものとして、牛乳・チーズなどの乳製品、ししゃもやわかさぎなど骨ごと食べる魚などに多く含まれています。これを参考に献立を考えてみるのもいいかもしれませんね。

(4)結石を防ぐ食品を多く摂り入れる

結石が作られることを防ぐ栄養素も大切です。中でもおすすめなのは、クエン酸・マグネシウム・食物繊維です。

クエン酸には、尿中でカルシウムが結石になることを防ぐ働きがあるため、積極的に摂りたい栄養素です。クエン酸は主に果物や野菜に多く含まれています。

また、マグネシウムや食物繊維は、結石が作られることを防いでくれます。緑黄色野菜や海藻を食べると、マグネシムと食物繊維の両方摂取できるため、意識的に食べたいところです。

自覚症状が無くても尿路結石がある!

尿路結石は、約1センチ以下で腎機能に異常がなければ自然に排出される場合がほとんどです。ただ、尿路結石は再発しやすいといわれています。

結石の一因が、高脂肪食や食べ過ぎ・飲み過ぎ、夜型の食生活などの生活習慣病であるためです。結石をつくらないためには食生活を見直し、しっかりと水分補給をすることが肝心です。

尿路結石は命を落とすまでの病気ではありませんが、放置しておくと水腎症や腎盂腎炎などの合併症を引き起こします。

尿路結石の自覚症状がある場合は、早めに医師に相談しましょう。また、自覚症状がなくても尿検査などでわかりますから、健康診断も早期発見の手がかりになるでしょう。

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