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こたつで寝る危険性とは?体調が悪くなったときの対処法!

寒い季節、暖かいこたつに入ってゆったりと過ごす時間は、とても心地よいものですよね。読書をしたりテレビを見たりしているうちに、段々ウトウトしてきて、眠ってしまうこともあります。

しかし、こたつで寝てしまうのは、実はとても危険。冬の強い味方であるこたつは、使い方を誤ると私たちの敵にもなりうるのです。

では、コタツで寝るのが危険なのはなぜでしょうか。まずは、私たちの身体の仕組みからご説明します。

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なぜ、私たちの体温は一定に保たれている?

私たちの体温は、夏でも冬でも約36~37℃に保たれています。熱いときには汗をかくことで体温を下げようとし、寒いときには身体を震えさせて体温を上げようとします。

では、体温を一定にキープしなければならないのは、なぜでしょうか?

実は、私たちの生命を維持するために、身体の中ではたくさんの化学反応が繰り返されています。この化学反応は、温度が高いほど促進され、温度が低いと進みにくくなります。なので、体温を下げすぎないようにする必要があるわけです。

しかし、体温が上がりすぎると、化学反応は促進されますが、タンパク質の「変性」が始まってしまいます。変性とは読んで字のごとく、性質が変わってしまうことです。

タンパク質は私たちの身体に必要な酵素を構成しており、これが変性してしまうと生命を維持できなくなってしまいます。このため、私たちの身体には、無意識でも体温を一定に保つような機能が備わっているのです。

こたつで寝ることの危険性3つ

体調が悪い女性非常に極端な例を挙げますが、サウナの中で寝てしまうことを想像してみて下さい。あるいは砂漠でもいいかもしれません。

なぜ、危険なのかわかっていただけたでしょうか? そうです、こたつもサウナも暑さの程度は違っても、私たちの身体に及ぼす影響は同じなのです。すなわち、私たちの身体に熱を与えるということです。

こたつに入ったばかりのときは、基本的に身体は冷えていることが多いですよね。最初は汗をかきませんし、あまり危険なイメージを持たないかもしれません。しかし、こたつの温度は私たちの体温よりも高いため、以下の3つの危険性があります。

1.脱水症状!

こたつに入っていて身体が温まってくると、それ以上体温が上昇しないように汗をかきます。

汗をかくことで体温の上昇はある程度防ぐことができますが、体内の水分や電解質がどんどん失われていきます。すると、目まいや立ちくらみ、吐き気、頭痛、倦怠感など様々な熱中症の症状が起こります。

さらに、脱水が進んで行くとやがて体温調節機能が破綻してしまい、意識を失ってしまうことや死亡してしまうことさえあり得るのです。

2.低温やけど!

「こたつの温度でやけどする」と言われても、あまりピンとこないかもしれませんが、こたつのヒーターの周囲はそれなりに高温になっています。

短時間近くにいただけでは特に問題になりませんが、長時間近づいていると低温やけどを起こす可能性があります。

低温やけどでは、皮膚の深い部分でやけどが起きて、皮膚表面はあまりやけどが起きていないことが多いです。見た目で軽症と判断しがちですが、皮膚の深い部分では重症になっていることもありますので注意が必要です。

3.風邪をひきやすい

こたつで寝ていると身体が熱くなり、無意識のうちにこたつの外で寝ていたりすることがありますよね。上半身だけこたつの外に出して寝ていることもあります。

すると今度は、寝汗によって体を冷やしてしまい、風邪をひいてしまう可能性が高くなります。

体調が悪くなったときの対処法

薬や体温計こたつで寝ないように注意することが最も重要なのですが、それでもつい寝てしまうことはよくあると思います。それでは、こたつで寝てしまい体調が悪くなってしまったらどうしたら良いのでしょうか?

脱水への対処は?

症状にもよりますが、体調不良の原因として一番考えられるのは、脱水と熱中症です。なので、まずは水分をしっかり摂取することが一番大切です。

ただし、汗をかいたときに水分だけでなく電解質も一緒に失われていますので、普通の水やお茶ではなく「経口補水液」や「スポーツドリンク」などを摂取してください。

水分を補給しても症状が良くならなかったり、あまりにも症状がひどい場合には、すぐに医療機関を受診してください。

低温やけどへの対処は?

低温やけどが起きた場合は、必ず皮膚科を受診するようにして下さい。軽いやけどに見えても実は重症だったということが、低温やけどにはよくあるからです。

個人で適切な処置をすることは難しいので、すぐに病院で診てもらいましょう。

風邪をひいてしまったら?

身近な病気なので軽く見てしまいがちな風邪ですが、放っておくと悪化してしまうかもしれません。

しっかりと布団で寝て身体を休め、きちんと栄養を摂り体力の回復につとめましょう。風邪の症状がひどい場合には、医療機関を受診して適切な薬を処方してもらうべきです。

油断せずに快適なこたつライフを!

こたつに潜む危険性は、わかっていただけましたでしょうか? 気を抜くと危険な存在になりうるこたつですが、そうは言ってもやはり日本の冬にこたつは欠かせないものです。

しっかりと危険性を理解して、うっかり寝てしまうことをできるだけ避け、快適なこたつライフを送りましょう!

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