荒れないように気を付けているつもりでも、すぐに荒れてしまう唇。
いつの間にか乾燥していたり、笑った時に突然縦にひび割れしてしまったり…冬場になるとリップクリームが手放せないという経験がある人は、多いのではないでしょうか?
男性でも女性でも、唇がガサガサで皮がめくれ上がっている人は、年齢よりも老けて見えるだけでなく清潔感も損なわれがちです。そうならないためにも、唇の荒れ対策をご紹介します。
乾燥への対策3つで、体の内外から保湿を心がける
対策1:空気の乾燥を防ぐ
空気が特に乾燥する冬場だけでなく、冷房を使用する夏場や晴れ間が多い春先や晩秋も、乾燥に気を付ける必要があります。
加湿器を使用し、冷暖房の風が肌に直接当たらないよう風向きを変えるなど、空気が乾燥しすぎないように工夫しましょう。
対策2:体の中から水分を補おう
体全体の水分不足は、一年を通して唇の荒れを招く要因になります。
利尿作用のあるコーヒーやアルコールは避け、こまめに水分を摂って、体の中から潤いをチャージしましょう。
対策3:口呼吸をやめよう
口で呼吸をすると、空気の通り道になっているため、唇はすぐに乾燥してしまいます。できるだけ鼻呼吸を心がけましょう。
寝ている時に口を開けている人は、マスクを使用して口の周りに潤いをキープするといいでしょう。
ついついやっちゃう3つの癖が唇が荒れる原因!
対策4:唇を舐めない
実は、唾液は唇を刺激して、唇の荒れを引き起こす大きな原因です。乾燥したからと言って、ついつい唇を舐めるクセはやめましょう。
対策5:リップクリームを塗りすぎない
リップクリームは唇から水分が抜けるのを防ぎ、荒れを予防するものです。
荒れている状態でつけると、自己治癒力で補修する力を阻害するほか、リップクリームに含まれる成分が刺激となってしまい、逆に治りづらくなってしまいます。
すでに荒れている人は「医薬品」のリップクリームか、刺激が少ない純正ワセリンをおすすめします。
リップクリームなどを塗るときは、唇のシワに合わせて縦に塗るのがポイント。横に塗るとシワを無理やり引っ張ってしまい、傷つけてしまうからです。
できれば、リップクリームは手の中で温め、少し唇に当てて溶けてから優しく塗りましょう。
対策6:頻繁に唇に触れない
唇は刺激に弱いので、よく触ったり、口を手で拭ったり、ごしごし拭いたりするのはNG。汚れを取る時は、洗い流したあとに、タオルやティッシュで押さえるように拭き取ります。
他にも、唇への刺激で見逃しがちなのは「うつ伏せ寝」。布団にこすれて荒れている可能性もありますので、仰向けで寝るように心がけましょう。
実はアレルギーかも!肌に合ったモノを使おう
対策7:リップクリーム、口紅、歯磨き粉を見直す
香料や着色料、成分の何が肌に合わないかはすぐに判断できませんので、荒れてしまった場合は、心当たりがあるものの使用を一旦中止しましょう。
「荒れる」だけでなく、「発疹が出る」「唇に色素沈着する」場合は、アレルギーの可能性があります。酷くなる前に、かかりつけの医師や専門医に相談するようにしてください。
口内の延長である唇は、角質層が薄くて非常にデリケートです。アレルギーではなくても、刺激の強いものが唇に触れると、接触性皮膚炎を引き起こします。
例えば、落ちにくい口紅をずっとつけていたり、歯磨き粉の残りが唇についたままになっていたり、ものすごく辛いものを食べたりすると、唇が刺激にさらされて荒れてしまうのです。
クレンジングで化粧品を綺麗に取り除き、歯磨き後や食後は口周りを綺麗に洗い流すことで、荒れないように予防しましょう。
食生活、乱れてない?不足しがちな美容ビタミンを摂ろう
対策8:食生活を改善し、ビタミンBを積極的に摂ろう
食生活が乱れていたり、外食やコンビニ食が多かったり、無理なダイエットはしていませんか?
喉や消化器系とも繋がっている唇は、栄養不足が表れやすい場所です。普段の食生活を見直し、バランスの取れた食事を心がけましょう。
唇が荒れている人で、口内炎やニキビが増えた人は、栄養不足の可能性が高いです。特に、肌の細胞分裂を促進させ、ターンオーバーを促すビタミンB群を摂るようにしましょう。
美容ビタミンとも呼ばれるビタミンBは水溶性のものが多く、すぐに体外へ排出されてしまうため、常日頃から摂るようにする必要があります。
もっとプルッとした唇へ
唇の荒れが治り、さらにプルッとした唇を目指す人は、唇専用の美容液や、唇専用のパックの使用、そしてオイルマッサージなどを取り入れてみてはいかがでしょうか。
顔の中でも唇は非常によく動くパーツ。思っている以上に人は、相手の唇を見るものです。まず荒れた唇を治し、より若々しく、清潔感に溢れる唇を目指しましょう。
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