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手の甲の痛みや腫れの原因とは?対処が遅れると手術も?

手の甲の画像
物を握ったり、PCのマウスを操作しているとき、手の甲に痛みがありませんか?

強い痛みでなくても、しばらく続くと気になるますよね。痛めたときにしっかり対処しないと、なかなか治らないこともあるようです。

手の甲の痛みや腫れがある場合、考えられる原因は主に3つあります。ここでは、手の甲の痛みや腫れにどんな原因があるのかご紹介します。

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手の甲に痛みが出る3つの原因とは?

手の甲に痛みや腫れがあるなら、中手骨骨折腱鞘炎ドケルバン病の3つの原因が考えられます。それぞれ詳しくご説明するので、当てはまる症状を確認してみましょう。

中手骨骨折(ちゅうしゅこつこっせつ)

中手骨の画像上図の赤丸部分のとおり、手の甲を構成する骨は5本あり、これを中手骨と言います。

中手骨が骨折する原因は、強い衝撃が加わることです。例えば、物が手の甲にあたる打撲や、転倒して手をついた時など、強い力が骨に加わるときに発症します。ボクサーがよく骨折するのも中手骨です。

中手骨は骨折していても指を動かすことができ、外見上ほとんど腫れないこともあるので、一見して骨折とわからない場合もあります。

しかし、強い衝撃を受けた後に、痛みや腫れが続いて指を曲げる動作がしずらい場合、中手骨が骨折している可能性があります。

握りこぶしを作ったときに、こぶしの山の部分がはっきり見えないくらい腫れているようなら、早めに整形外科に行きましょう。

腱鞘炎(けんしょうえん)

腱鞘炎を示す画像手の指を曲げたり伸ばしたりするとき、腱が腱鞘の中を移動します。このとき、過度にこすれ合うことで腱鞘が炎症することを腱鞘炎と言います。

手の甲にある腱鞘と腱の関係は、以下の図がわかりやすいので確認してください。腱鞘と腱の画像
腱鞘炎になる原因は、手や指を過度に使うこと。例えば、字の書き過ぎ、楽器の演奏、手を酷使するスポーツなどで腱鞘炎を発症します。

そして、最近多いのがパソコンの使いすぎです。パソコン作業では手首を固定して、少し反らせた状態でキーボードを入力しますよね。

この状態で作業を長時間続けると、手の甲にある腱鞘と腱に大きな負担がかかり、腱鞘炎を引き起こします。

腱鞘炎になっても、腫れることはあまりありません。何もしていないときは痛みも少ないですが、手を動かしたり物をつかむときに痛みが出ます。

普段から手を酷使していて痛みがあるなら、腱鞘炎の可能性があります。できるだけ、手を使わないように安静にしましょう。

ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)

ドケルバン病の画像腱鞘炎の中で、最も発症しやすいのがドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)です。

ドケルバン病は、親指の使いすぎによって親指の付け根が腱鞘炎を起こす疾患で、痛みが出るのは上図の赤丸部分です。

その原因は、腱鞘炎と同じく親指を使いすぎることです。また、妊娠していたり中年以降の女性に発症しやすい特徴があります。

最近増えているのが、スマートフォンを親指で操作していることが多い人です。スマホを使いすぎて、親指の曲げ伸ばしがしずらい症状があるなら要注意です。

ドケルバン病の症状は、親指を動かすときに親指の付け根あたりに強い痛みがあることです。この部分を押したときにも痛みがあります。

下図のように、親指を手の内側に入れてこぶしを作って小指の方に手首を曲げたとき、赤丸部分に痛みがあったり曲げられない場合はドケルバン病の可能性があります。
ドケルバン病のチェック方法の画像

対処法を間違えると手術もあり得る?

もし、腱鞘炎やドケルバン病の場合、手や指を使わずに安静にすることが大切です。

発症する原因は手や指を酷使することなので、炎症を和らげるために動かさないことがベストです。湿布などを貼って、様子を見るようにしましょう。

一方、手の甲に痛みや腫れがあり、中手骨骨折の症状が当てはまる場合、すぐに整形外科を受診しましょう。

というのも、骨折を治すためにはギブスで固定して治療する必要があるからです。治療が遅れた場合、指の力が弱くなったり思い通りに動かせなくなるなど、後遺症が残ることもあります。痛みが長続きしてしまうこともあるんです。

適切な治療を行わなかった結果、中手骨の骨折がなかなか治らず、最悪の場合は手術が必要になることもあります。

手の甲に痛みや腫れが長続きしていて、少しでもおかしいと感じているなら、すぐにでも整形外科を受診することをおすすめします。

なお、手のひらに痛みやしびれがあるなら、こちらの記事を参考してください。
手のひらの痛みやしびれ!チェックすべき5つの原因と対処法

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