誤って深爪してしまうと、しばらくの間チリチリとする痛みに耐えなければなりません。足の指を深爪した日には、歩くのさえ困難ですよね。
また、爪を噛んだり、すぐに爪を切る癖があり、深爪してしまう人もいますよね。この場合は、深爪しない心がけや工夫も大切です。
今回は、深爪してしまったときの対処法と深爪の正しい治し方を見ていきましょう。
深爪したときの応急処置
爪を切りすぎてしまったときの深爪や爪が割れたときは、応急処置で対応しましょう。
止血する
血が出ている時は、止血します。消毒して、指先を清潔な状態に保つことが大切です。ささくれのような状態になっていても、無理に抜いたり切ったりせず、現状を維持しましょう。
軟膏やワセリンを塗り、ガーゼで保護
家にある軟膏やワセリンを厚く塗り、傷口を守りましょう。外からの刺激から守るために、ガーゼを巻いてテーピングなどで保護します。これで何かに触れたときの衝撃はずいぶん抑えられるでしょう。
乾燥すると、治りかけの傷が開いてしまうことがあるので、油断せずにワセリンやハンドクリームなどを使用して指先に潤いを与えましょう。痛みがなくなるまでは、消毒を怠らずきちんとケアすることが大切です。
深爪しないための正しい治し方4つ
深爪を治すには、癖や習慣を治す必要があります。ここでは、深爪でない状態まで爪が回復したときの対処法を4つご紹介します。深爪で悩んでいるなら、試してみてください。
治し方1:まず伸ばす
切りたい気持ちを抑えて、まず爪を伸ばしてください。深爪をよくやってしまう人は、伸びきらないうちに切りたくなりますが、そこは我慢です。
伸ばすと柔らかくて爪が折れてしまうという人も、まずは伸ばしてみてください。本来爪があるべき場所まで伸ばし、その位置より深く切らないようにするだけで、どんどん爪は強くなります。
私自身も、爪が弱いからと言って深爪気味に短く切っていましたが、きちんと伸ばし白い部分を必ず1mm残すよう努力しました。その結果、今ではマニキュアもいらないほど強く、缶のプルタブを爪で開けられるまでになりました。
深爪に縁がない人はプルタブぐらいと思うかもしれませんが、爪が弱い人や深爪の人には大きな一歩となるでしょう。
また、巻き爪や陥没詰めの人は、爪と皮膚の間に綿などのクッション材を挟み、爪を皮膚から離す必要があります。爪が伸びると痛みが出る人は、皮膚科や専門医に相談してください。
治し方2:噛まない、いじらない
深爪の人の多くは、爪を噛む癖や爪をいじる癖があります。小さいころからの癖ですので、治すのにはちょっとの根性が必要です。
爪は意外と人目に触れます。文字を書いているとき、キーボードを触っているとき、誰かに何かを差し出すときなど、爪の噛み癖は相手に不潔感を与えてしまいます。綺麗に手を洗っているとしても、唾液がベタベタの手だと感じる人も多いんですね。
相手への印象が重要になる就職時や、恋人ができたときなどをきっかけに癖を治そうとする人もいます。噛み癖やいじり癖がある人は、これを機に辞めてみてはいかがでしょうか。
治し方3:爪を一気に切らない
深爪してしまう原因の一つは、一気に爪を切ってしまうこと。爪を切る頻度を増やし、一気に切らないようにすることも重要です。
おすすめは、爪切りを使わず、爪やすりを使って徐々に削っていく方法です。切りすぎることがなく、指先の肉部分に当たると爪やすりでは削れなくなるので、深爪を防げます。
爪の間にゴミが溜まるのが嫌だと言う人は、深爪ぎりぎりまで切りたくなってしまうこともありますよね。しかし、お風呂に入っているときに、爪ブラシでケアをすればきちんとゴミは取れます。切りすぎることがないよう、普段のケアで対応しましょう。
治し方4:お風呂あがりに爪を切る
気になったときに切っている人は、お風呂上りに爪を切る習慣をつけましょう。お風呂上りは、爪が柔らかく、切り易いタイミングです。爪やすりを使う場合も同様です。
爪を切ったり、やすりで削ったりしたあとは保湿ケアを念入りに行います。アーモンドオイルなどの保湿に適したオイルを使えば、尚良いでしょう。
深爪を治し、綺麗な爪へ
深爪を治すための第一歩は、爪を伸ばすことです。現在深爪の人は、清潔な状態を保ちつつ伸ばすことを意識しましょう。
深爪を治したい人は、切りたい気持ちを我慢して理想の状態まで伸ばします。噛み癖やいじり癖を治して、綺麗な爪を目指してみませんか。
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